8月ビール企画「ハプスブルグ家の不良たち?!」より
MG三井が「複雑すぎてわかりにくく、ほぼベルギー目線の中世ヨーロッパ史 ブルゴーニュ編」をお送りします。
デュセス ド ブルゴーニュのラベルに描かれている女性は絶世の美女と謳われた「ブルゴーニュのマリー」です。
フランス王国の傍系であるブルゴーニュ公国は、一代目「豪胆公フィリップ」、二代目「無畏公ジャン」、三代目「善良公フィリップ」、
四代目「突進公シャルル」の四代100年続いた公爵領で、現在のベルギーのブリュッセルやゲント、ブルージュを主な拠点とした中世ヨーロッパで最も栄華を誇った一族です。
君主達は王家で最も有力な諸侯になる為にフランス王国に貢献すると共に、領土の繁栄に心血を注ぎました。
しかしブルゴーニュの繁栄に伴い、君主達の考えも代わりヨーロッパ随一を目指すようになります。
その為には、ブルゴーニュ公国はイングランド王と手を組み、フランス王と対峙する様な姿勢もみせます。
フランス王に対峙した最後のブルゴーニュ公爵であるシャルルは領土を広げようと発起するも、儚く戦死してしまいます。
シャルルの死により、ブルゴーニュ公国はフランス王国に侵略されそうになりますが、一人娘であるマリーが神聖ローマ帝国の皇太子であり、ハプスブルグ家の跡取りでもあるオーストリア大公のマクシミリアンと 結婚することによりブルゴーニュの領内は争いの傷跡なく守られます。
この頃、歴代のブルゴーニュ君主が拠点としたブリュッセル、ゲント、ブリュージュの産業は大いに栄え、
ヨーロッパで最先端地域となります。
マクシミリアンと結婚したマリーは後に神聖ローマ帝国王女となりましたが、結婚5年目に落馬事故で亡くなってしまいます。
栄華を誇るブルゴーニュ時代を生きた絶世の美女「ブルゴーニュのマリー」は25歳の若さで人生の幕を閉じました。
マリーの死により、ブルゴーニュ公国も一部を除きフランス王国の軍門に下り、ブルゴーニュ公国終焉の時を迎えます。
100年の栄華を誇ったブルゴーニュ公国。
絶世の美女「ブルゴーニュのマリー」。
彼女の思いは子孫へと受け継がれます。
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